調子の悪かったデミオが、ついに自走不能で廃車にしました。

調子の悪かったデミオが、ついに自走不能で廃車にしました。

12年前、妻が新車で購入したのが当時流行りのデミオでした。結婚前から通勤で使っていたり、東京から妻の母の実家がある高知に2往復するなど、かなり酷使していたようです。私と結婚してからも、旅行と言えば必ずデミオが二人にとっての相棒でした。

 

2〜3年前から信号待ちなどの停車している時に、ボンボンと跳ねるような振動がするようになって、調子が悪いことはわかっていました。

 

「もう14万キロも走っているし、次の車検が最後だね」と妻と話して決めていました。車検となる8月になり、前回同様コスモ石油にお願いした際、「車検費用と廃車費用はウチで面倒を見るので」と新車の購入(リース)を打診され、5ヶ月後(1月)に新車が納車されるのと引き換えに、デミオを廃車することにしました。

 

車検から戻ってきたデミオですが、相変わらず調子が悪く、3ヶ月経った11月には、なんと中央道の永福料金所の目前でエンジンストップ。

 

高速道路では降りることができないため、車に乗ったままレッカーされるという貴重な体験をしました。この時の故障はディーラーで原因を突き止めてくれたので、数日後にまた復活することができました。

 

しかしついにその時はやってきてしまいました。

 

12月28日の妻の仕事納めの日。朝、いつものようにエンジンをかけようと、キーを回しますがかかりません。

 

いくらやり直してもダメでした。妻は仕事に間に合わなくなるため、妻の母に迎えに来てもらい出勤しました。私は午前休みを取って、自動車保険の会社に電話してロードサービスをお願いしました。この時私は間違いなくバッテリー上がりだと思い込んでいたため、「すぐ動かせるようになるだろう」と気楽に構えていました。

 

ところがロードサービスで来てもらった業者さんがバッテリーを計測しても「問題ない数値ですね」と言い、プラグが汚れてエンジンがかからないという2つ目の理由も追究してくれましたが、結局ダメでした。

 

とにかく修理工場で見てもらわないと原因がわからないとのことで、自走不能となったデミオはとりあえずコスモ石油に運んでもらうようにしました。

 

数日後、コスモ石油から電話がありました。あらゆる手段を尽くしても動かず、装置を取り換えてみないと動くかどうかわからないとの内容でした。

 

新車の納車が約1ヶ月後でしたが、デミオの復活はあきらめ、大変悲しい思いでしたが、廃車にしてもらうことにしました。

 

廃車自体はコスモ石油が無料でやってくれましたが、妻の名義が旧姓のままだったことと、所有権がマツダのままだったことで、色々と書類を揃える手続きが面倒でした。

 

妻にとっても私にとっても、デミオは友達のような存在でした。もう2度と会えないですが、高速道路でエンジンストップした時に運転席にいた私、助手席にいた妻、後部座席にいた泣き叫ぶ娘と息子、そしてエンジンルームから水蒸気を上げる友達のデミオ…。最高に素敵な1日の記憶が今でもよみがえります。